【映画解説】フリークショー「映画「フリークス」のB級リメイク版

フリークショー / Freakshow

映画「フリークス」のB級リメイク版


概要


『フリークショー(Freakshow)』は、2007年にドリュー・ベル監督、アサイラムにより製作されたインディペンデント映画。トッド・ブラウニング監督の映画『フリークス』の非公式リメイク作品。映画のポスターとDVDのジャケットによれば、フリークショーは43カ国で禁止されているが、どの国で禁止されているかについては言及されていない。

 

 

この映画では、旅するカーニバルの警備員として使える泥棒団が、金持ちのボスの財産を盗もうと画策する様子を描いたものである。

 

泥棒の一人ルーシーは、ボスを誘惑して結婚することで財産を奪おうと考える。フリークショーの最年少メンバーであるキミーは、食料を盗んでいる泥棒団に遭遇して、彼女は泥棒で撲殺される。殺人事件が発覚すると、フリークたちは泥棒たちに復讐を企てる。

 

陰惨な方法で泥棒団のメンバーはフリークたちによって殺害されてしまう。ルーシーはカーニバルのボスに愛を誓うことにより罰を逃れようと懇願する。

 

フリークたちは彼女の四股を切断し、舌を切り取り、口を閉じて縫い、肉を剥ぎ取り、最後に 「芋虫女」としてフリークショーのギャラリーに展示されることで、フリークスの完全なメンバーとなった。

 

『フリークショー』は2007年1月30日にDVDで発売された。その後、2010年5月18日にエコーブリッジ・ホームエンターテイメントからDVDで再発売された。

キャスト


この映画のキャストの多くは、実際のサーカスのパフォーマーや障害のある俳優である。

 

クリストファー・アダムソン:ボス役

レベッカ・コッチャン:ルーシー役

デーン・ロッセリ:ハンク役

マイティ・マイク・ムルガ:小人役

ジェフリー・アレン:怪力男

ディエゴ・バルキネロ:狼男

ジミー・ゴールドマン:ザ・グレート・リーワミ役

エイミー・ダントン:ボビー・ボビー役

アマンダ・ウォード:人食い少女役

マッケナ:ゲウ:リトル・キミー役

ジョン・カリウス:エレファントマン役

ステファニー・ナイフェ:ヒゲ女役

エバン・ブロック:ヒューマン・シャドウ役

ビル・クイン:ザ・シェフ(足なし男役)

エッタ・デヴァイン:モンゴロイド役

ケン・ガードナー:ピエロ役

ウェイン・ボールドウィン:ナレーター役

評価


この映画の批評家からの評価は、ほとんどが否定的なものだった。Horror News.netはこの映画に否定的なレビューを与え「フリークショーはお勧めできる映画ではない。物議を醸しているからではなく、骨抜きにされて当たり障りのないものだからである」。

 

Eat Horrorは、この映画の演技と脚本を「ひどい」と評し、また、この映画の非情な登場人物や上から目線のゴアを批判している。


■参考文献

公式サイト

https://en.wikipedia.org/wiki/Freakshow_(film)、2020年12月21日アクセス